高次脳機能障害の症状については、少しずつ知られるようになっていますが、高次脳機能障害が生じた当事者の心理についてはあまり知られていません。しかし、支援に当たっては当事者の心理を知ることが不可欠です。この講義では高次脳機能障害が生じた当事者と家族の心理を知り、それに基づく支援について、実際の症例も含めながら、当事者と家族に必要な支援について考えます。
3回シリーズです
【第1回】高次脳機能障害の方の心理
高次脳機能障害が残るとどのような心理になるのか。
心理職はどのようなかかわりが出来るのか。
【第2回】
社会的行動障害の理解と対応
社会的行動障害とは何か。
支援職はどのような対応をしていけばよいのか。
【第3回】
高次脳機能障害における課題
高次脳機能障害に関する課題と必要な支援とは
~未診断・小児・MTBI・うつ病~
中央大学大学院非常勤講師・明治学院大学非常勤講師・臨床心理士 リハビリテーション心理職会の会長を務め、現在は顧問。
日本高次脳機能障害友の会顧問。
日本臨床心理士会障害福祉委員会委員。