コミュニケーション障害がある⼈の<⽣活>に
焦点を当てたオンラインセミナー※です。
講師陣とやり取りができる双⽅向の仕組みが特徴です
※オンラインで⾏われるセミナー・アーカイブ配信サービス
解決すべき社会問題の現状
脳卒中、頭部外傷など脳を損傷した後に残ることばの障害である「失語症・高次脳機能障害」、 筋肉などの問題によりおこるスピーチの障害である「発声障害・構音障害」、 生まれつきの脳の特性によりコミュニケーションが難しくなる「発達障害」、 若くして脳神経が変性する「若年性認知症」、他にも「吃音」「難聴」など、コミュニケーションに難しさを抱える人は、 300万人にも上ると言われています。
こうしたコミュニケーションの障害については、長期の支援が必要ですが、まだまだ制度が整っていません。 専門職である言語聴覚士の人数も不足しています。 また、軽度の場合、医療の現場では診断を見過ごされたり、「軽度だから大丈夫よ。そのうち慣れるから。」などと軽く言われることもあります。 昨今の医療・介護・福祉の様々な事情により、医療側には生活の場での困りごとがわかりにくく、介護・福祉の現場では、 背景にある原因や改善にむけて何をしたらよいのか分からないという状態です。
<りじょぶ脳ケア>発足!
昨今の個人情報保護の観点から、セミナーや講演会では、抽象度が高い内容にならざるを得ず、 学んできたけど目の前にいるコミュニケーションに困っている人に何をしたらよいのかわからないという課題があります。<りじょぶ脳ケア>では、 双方向のゼミ形式を目指しています。講義の後は必ず質問を受け付けますし、アンケートで講師に質問することもできます。 一人の悩みは、他の人の悩みでもあります。当事者が登壇するイベントもあります。お互いの困りごとに向き合い、お互いから学び合いましょう。
理想の未来
コミュニケーションの障害は、本人が「何が原因で、何に困っている。こうしてほしい。これができる」など自分の状態を、相手に伝えることが難しくなります。 そのため、支援も制度も遅れています。しかしインターネットの発展とともに、SNSで発信する当事者も増え、各地で細々と活動してきた支援者もつながることができるようになりました。 職場の先輩がいなくても、オンラインで学ぶことも可能です。<リジョブ脳ケアゼミ>で、コミュニケーション障害がある人の、生活の困りごとを、支援職、当事者ともに学びあい、 解決できるきっかけをつくりたいと考えています。
発起人プロフィール
多田紀子 先生
1992年 大阪大学人間科学部卒業 2003年 言語聴覚士 取得。 老人保健施設、療養病院、一般病院、回復期病院、脳神経外科病院に勤務。 2018年 NPO法人Reジョブ大阪を設立。 高次脳機能障害者、失語症者の社会復帰支援、家族のケア、啓発を理念に、当事者会、講演やイベントなどSNSを使って広く活動。 2020年には「失語症の日」認定に関わる。 現在、当事者や家族が障害について学び、自立した生活を支援するオンラインスクール「脳ケアゼミ」を開始。 2019 年(株)くるみの森を設立。 オンラインでの言語リハを事業化。
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