折、「発話は2語文レベル」「単語は良くなってきたので、そろそろ構文練習を」という報告を耳にします。1語文、2語文という表現は言語発達では用いますが、失語症状の説明としては的確ではありません。語彙と構文との違いは語数(長さ)の違いではなく、統語構造の有無です。だからといって、失語症の方の発話が「に 友だち 早く 学校 行った 朝 と」のような語順の文(?)になることもありません。セミナーでは統語機能と失語症の方の誤り方について簡単に説明し、構文理解と産生のそれぞれの評価方法・介入方法をお話します。疑問は残さず、その都度、ご質問ください。一緒に考えていきましょう。
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※このセミナーはアーカイブ配信有となっております。
日時 1月 10日 (金曜日)⋅午後7:00~8:30
参加費 2,000円 会員無料
今後のスケジュール
・2/14 非流暢性失語症へのアプローチ
・3/14 流暢性失語症へのアプローチ
津田塾大学、同大学院博士課程前期修了。
国立身体障害者リハビリテーションセンター学院聴能言語専門職員養成課程を卒業後、民間病院勤務を経て1990年~2020年大阪大学医学部附属病院リハビリテーション部にて臨床・教育・研究に従事。
その間に言語聴覚士が国家資格となり、1999年言語聴覚士免許取得。
臨床40年を経た現在、言語聴覚士の後進指導・育成に携わっている。