高次脳機能障害はその症状が見えにくいだけでなく、当事者のこころに生じた変化も見えにくい障害です。
ご家族にとっては、事故や病気を契機に、それまでと変わってしまった当事者の言動に戸惑い、対応に困難を感じることも少なくありません。
また、ご家族は、当事者の収入がなくなる・減る、新たな社会参加先を探すことや、家族間の人間関係の変化に悩まれることも少なくないと思います。
今回は、高次脳機能障害のご家族に起こりやすいことをお話しするとともに、ご家族に対する支援の必要性やそのあり方についてお伝えしたいと思います。
■今後の予定
8月19日(土)14:00~15:30 小児期受傷の高次脳機能障害
9月16日(土)14:00~15:30 支援困難ケース(自己意識性の障害・社会的行動障害)
公認心理師・臨床心理士
中央大学大学院非常勤講師・明治学院大学非常勤講師
日本高次脳機能障害友の会・リハビリテーション心理職会顧問
■著書
高次脳機能障害を生きる:夫と妻の心の旅 (ミネルヴァ書房)
病気のひとのこころー医療のなかでの心理学:脳にダメージを受けた方たちのこころとその援助 (誠信書房)
不自由な脳 (鈴木大介氏と共著)(ミネルヴァ書房)
脳の働きに障害を持つ人の理解と支援:高次脳機能障害の当事者 (誠信書房)