鈴木大介
1973年千葉県生まれ。『最貧困女子』等を代表作とするルポライターだったが、2015年に脳梗塞発症。その後は「脳が壊れた」(新潮社)を皮切りに高次脳機能障害の当事者としての著作物を刊行し続け、「脳コワさん支援ガイド」(医学書院)にて2020年日本医学ジャーナリスト協会賞大賞を受賞。最新刊は『発達系女子とモラハラ男 傷つけあうふたりの処方箋』(晶文社)『壊れた脳で生きる』(ちくまプリマー新書・共著)など。
平井正明
1961年生まれ、奈良県在住。2017年56歳の時MCIもしくはアルツハイマー型認知症の初期段階との診断を機に退職。2018年(一社)「SPSラボ若年認知症サポートセンターきずなや」で活動開始、当事者自らが活動する団体「まほろば倶楽部」を設立。2020年より奈良県委託事業「奈良県若年性認知症サポートセンター」ピアサポーターに従事。若年性認知症当事者・家族のピア相談、集いの場作りに取り組んでいます。
若野達也
1973年生。医療機関・行政機関の医療福祉相談員をへて、2004年認知症グループホーム古都の家学園前代表取締役。2009年一般社団法人若年認知症サポートセンターきずなや代表理事。ADI国際会議・英国大使館認知症ヤングリーダーズ等の委員・公益社団法人日本認知症グループホーム協会奈良県支部長・全国若年認知症家族・支援者連絡協議会 事務次長等の役職を拝命される。厚労省等の先駆的・試行的な事業を多数行っている。
西村紀子
1970年生。2003年 言語聴覚士 取得。
老人保健施設、療養病院、一般病院、回復期病院、脳神経外科病院に勤務。
2018年NPO法人Reジョブ大阪を設立。高次脳機能障害者、失語症者の社会復帰支援、家族のケア、啓発を理念に、当事者会、講演やイベントなどSNSを使って広く活動。2020年には「失語症の日」認定に関わる。2019年(株)くるみの森を設立。オンラインでの言語リハを提供している。