鈴木大介氏「脳コワさん支援ガイド」読書会 第5回

日時
2021年12月17日(金)19時半~21時
場所
オンライン(zoom)
講師
ルポライター 鈴木大介氏
参加費
一般:2,000円
会員:1,000円

詳細

本読書会は、課題書籍『脳コワさん支援ガイド』をすでにお読みになった方を対象に、各章ごとに参加予定の皆様から事前の質問を募り、著者がそれにお答えすることを主軸に考えた、参加者交流型の読書会です。

<基本的な流れ>

1.聴講者からの事前質問に著者がお答えする。
2.その返答で新たに聴講者の中にわいた疑問に、著者がお答えする。
3.各章について、本文に書かれなかった背景や考察を著者がお話しする。

開催は全5回、偶数月の第三金曜日の19:30~21:00。各回に対応する課題書籍の章タイトルは、以下のようになります。

第1回(4/16)「病名は違えどお困りごとは同じ」
第2回(6/18)「楽になるまでの8つのステージ」
第3回(8/20)「4つの壁に援助職ができること」
第4回(10/22)「脳コワさんの生きる世界」
第5回(12/17)「全援助職に臨む支援姿勢」

高次脳機能障害をはじめとし、脳に何らかの問題を抱えた脳コワさんに関わる機会のある、リハビリ職、心理職、看護職、福祉職、医療職の皆様の当事者理解を深めるため、また脳コワさん当事者の自己理解と援助希求の術と言葉の力を高めるため、是非ともご聴講・ご参加ください。

講師

ルポライター 鈴木大介氏

1973年千葉県生まれ。子供や女性、若者の貧困問題をテーマにした取材活動をし『最貧困女子』(幻冬舎)、『ギャングース(漫画原作・映画化)』(講談社)、『老人喰い』(ちくま新書・TBS系列にてドラマ化)などを代表作とするルポライターだったが、2015年に脳梗塞を発症して高次脳機能障害当事者に。その後は高次脳機能障害者としての自身を取材した闘病記「脳が壊れた」「脳は回復する」(いずれも新潮社)や夫婦での障害受容を描いた「されど愛しきお妻様」(講談社)などを出版。近刊は援助職全般向けの指南書「『脳コワ』さん支援ガイド」(医学書院・シリーズケアをひらく・2020日本医学ジャーナリスト協会賞大賞受賞)、『不自由な脳』(金剛出版・共著)など。 「里奈の物語」はルポライター時代の取材を投影した唯一の小説表現。

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