介護保険や障害福祉の現場で働く方へ
日々、介護や福祉の現場では、様々な言語・認知障害を抱える利用者の方々に出会います。
しかし、障害の特性を正しく理解できず、適切な支援が難しく、対応に悩むことが多いのも事実です。今回、言語聴覚士が専門知識と実践的な対応方法をお伝えするセミナーを連続開催いたします。事前に質問も受け付けます。
【講義内容と日程】
1. 6月27日(木):若年性認知症の方への対応
2. 7月25日(木):失語症の方への対応
3. 8月22日(木):高次脳機能障害の方への対応
4. 9月26日(木):吃音のある方への対応
5. 10月24日(木):発達障害の方への対応
◆各回とも、30分の講義に続いて30分の質疑応答を予定しています。
実践的な対応方法や具体的な事例についてもお話しいたしますので、日頃の業務に役立つ知識を得ることができます。
~こんな悩みはありませんか?~
- 「若年性認知症」の利用者が最近増えているが、症状に適した対応方法がわからず、毎日のケアに不安がある。
- 「失語症」の利用者とのコミュニケーションがうまくいかず、どのように声をかけたり接すればよいのか悩んでいる。
- 「吃音」のある利用者がうまく話せず、焦ったり緊張したりしているが、どのようにサポートすればよいのか判断できない。
- 「高次脳機能障害」の方が理解しづらい指示や質問に対して適切な対応ができず、どのように接すればよいのか困っている。
- 「発達障害」の利用者が特定の環境や状況に対して過敏に反応するが、その対応方法がわからず、適切なケアができない。言いたいことがくみ取れない。
このセミナーは、介護保険事業所や障害福祉サービス事業所で働く皆様を対象としています。特に、利用者とのコミュニケーションに課題を感じている方や、日常的なケアの質を向上させたい方におすすめです。施設長やケアマネージャー、介護職員、相談支援専門員、リハビリスタッフなど、多くの職種の方々にご参加いただけます。
◆アーカイブ動画と資料をお渡ししますので、事業所の研修にお使い下さい。
1988年 大阪教育大学特殊教育特別専攻科終了
1988年 大阪第二警察病院入職
2005年 立命館大学大学院応用人間科学研究科修了
2013年 大阪人間科学大学人間科学部医療心理学科言語聴覚専攻(現保健医療学部言語聴覚学科)入職
2018年 公認心理師資格取得