2024年末時点の在留外国人数は約400万人、総人口の約3%となります。日本語を母語としない外国人市民のために、文法や語彙を調整する「やさしい日本語」が行政職員や地域住民によって学ばれています。外国人が感じる日本語の壁は、言語面だけでなく、ぎごちなさや不自然な発音によって日本人が下に見る態度など非言語面の問題も大きく、失語症の方々の悩みとも通底する部分があります。約10年に渡る「やさしい日本語」の普及活動を通じて、失語症を障害の「医学モデル」だけでなく「社会モデル」の視点から考え、やさしい日本語の社会普及運動に、失語症当事者に加え言語聴覚士の方々とも連携を提案します。
※このセミナーはアーカイブ配信有となっております。
日時 4月 22日 (火曜日)⋅午後7:00~8:30
参加費 2,000円(脳ケアゼミ会員は無料)
今後のスケジュール
10/24「やさしい日本語」
*セミナー割引が受けられるリジョブメルマガはこちらから
ぜひご登録下さい
https://w.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=rejob_osaka&task=regist%0A%0A
2010年日本語教育能力検定試験合格。政府交付金を得て2016年「やさしい日本語ツーリズム」企画を故郷の柳川市で実現。2023年に独立し一般社団法人やさしい日本語普及連絡会を立ち上げ代表理事に就任、やさしい日本語の社会普及に尽力中。著書に『入門・やさしい日本語』(アスク出版)、『ろうと手話 やさしい日本語がひらく未来』(筑摩選書)、『やさしい日本語3文トレーニング』(駒草出版)がある。メディア掲載、講演多数。